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韓国ドラマ『風の国』最終回ネタバレあらすじ|ムヒュルが歩む孤独な王の結末

韓国ドラマ『風の国』最終回ネタバレあらすじ|ムヒュルが歩む孤独な王の結末
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韓国ドラマ『風の国』の最終回あらすじネタバレと、結末の意味を整理したい!

全36話という長編大河ドラマのラスト、ムヒュルは宿敵・扶余(プヨ)を倒すことができるのか、そして愛するヨンとの恋の行方はどうなるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

手に汗にぎる展開で、少しも目が離せませんよね!

『朱蒙(チュモン)』の主演ソン・イルグクが、今度はその孫である大武神王(テムシンワン/대무신왕)ことムヒュルを演じたことでも話題となった本作。

不吉な運命を背負って生まれたムヒュルが、数々の試練を乗り越え「大武神王」として歴史に名を刻むまでの道のりは、見る者の胸を締めつけながらも、かすかな希望を残してくれる物語です。

この記事のポイント
  • 『風の国』の最終回ネタバレあらすじと結末を徹底解説
  • ムヒュルとヨンの愛の結末、そしてトジンの最期
  • 物語全体のあらすじとラストシーンの意味・考察

ここからは、最終章に込められた人間たちの葛藤を、丁寧にたどっていきます。

※ここから先は最終回のネタバレを含みますので、ご注意ください。

『風の国』の作品概要と基本情報

韓国ドラマ『風の国』は、高句麗(コグリョ)三代目王・大武神王(テムシンワン)ことムヒュルの波乱万丈な生涯を描いた歴史超大作です。

この作品の最大の魅力は、なんといっても「運命との闘い」という重厚なテーマにあります。

主人公のムヒュルは、「親兄弟、わが子を殺し、国を滅ぼす」という恐ろしい予言を背負ってこの世に生を受けました。

そのため、父であるユリ王からも捨てられ、自分が王子であることさえ知らずに育つという、あまりにも過酷なスタートを切ります。

しかし、彼は決して運命に屈することなく、愛する人々を守るため、そして強大な敵国・扶余(プヨ)の圧政から民を救うために立ち上がたのです!

主演を務めたのは、国民的ドラマ『朱蒙』で英雄・朱蒙を演じたソン・イルグク✨✨

彼が今度は朱蒙の孫にあたるムヒュルを演じるということで、放送前から大きな注目を集めました。

前作でのカリスマ性はそのままに、より人間味あふれる苦悩や孤独、そして激情を見事に表現しており、見る者の心を激しく揺さぶります。

また、広大な平原での戦闘シーンや、当時の高句麗の生活様式を再現した美術セットなど、視覚的にもとっても見応えのある作品でしたよ。

単なる英雄譚にとどまらず、親子の絆、兄弟のような友情、そして敵国の姫との許されざる愛など、普遍的な人間ドラマが幾重にも織り込まれている点が、多くの視聴者から高く評価されました。

ムヒュルの不屈の姿勢は、今を生きる私たちにも静かに勇気を与えてくれます!

以下に、作品の基本情報をまとめましたので、視聴の際の参考にしてください。

項目内容
作品名風の国
原題바람의 나라(パラムエ ナラ)
製作年2008年
ジャンル時代劇 / 歴史スペクタクル / ロマンス
話数全36話
最高視聴率20.7%
主演ソン・イルグク、チェ・ジョンウォン
評価2008年 KBS演技大賞 最優秀男優賞ほか多数受賞

『風の国』の基本データ

本作『風の国』は、韓国KBSにて放送された特別企画ドラマです。

原作はキム・ジンによる同名漫画『바람의 나라』ですが、ドラマ版では人物関係や時代設定が再構成されています。

その独特な世界観とドラマチックな展開が映像化にあたってさらにスケールアップされました♪

脚本を担当したのは、チェ・ワンギュとチョン・ジノク。

彼らは原作のエッセンスを大切にしつつも、ドラマオリジナルの要素を巧みに組み込み、歴史ドラマに馴染みのない視聴者でも入り込みやすいストーリー構成に仕上げています。

特に、主人公ムヒュルとヒロイン・ヨン、そしてライバルであるトジンの三角関係や、複雑に絡み合う人間模様の描写は秀逸です。

演出を手掛けたのはカン・イルス監督で、ダイナミックなアクション演出と繊細な感情演出のバランスが絶妙だと評判を呼んだ作品なんです!

その結果、2008年のKBS演技大賞では、ソン・イルグクが最優秀男優賞を、チョン・ジニョン(ユリ王役)が中篇ドラマ部門優秀演技賞を受賞するなど、キャスト・スタッフ共に高い評価を得ています。

また、ベストカップル賞にも選ばれるなど、ロマンス部分でも多くのファンの支持を集めました。

音楽も壮大で美しく、ドラマの感動をより一層引き立てています。

名実ともに話題の作品なので、おすすめです♪

以下に、より詳細なドラマデータをまとめました。

項目詳細情報
放送局KBS(韓国放送公社)
放送期間2008年9月10日 ~ 2009年1月15日
話数全36話
原作キム・ジン『風の国』
演出カン・イルス
脚本チェ・ワンギュ、チョン・ジノク
主な受賞2008年 KBS演技大賞 最優秀男優賞(ソン・イルグク)<br>中篇ドラマ部門優秀演技賞(チョン・ジニョン)<br>ベストカップル賞(ソン・イルグク&チェ・ジョンウォン)

このように、制作陣の実力と俳優陣の熱演が融合した本作は、韓国時代劇ファンならずとも一度は見ておきたい名作の一つと言えるでしょう。

『風の国』のあらすじ概要

物語の始まりは、高句麗の第2代王・ユリ王の時代。

待望の王子(後のムヒュル)が誕生しますが、神女から「この子は親兄弟を殺し、国を滅ぼす不吉な運命を持って生まれた」という衝撃的な予言が告げられます。

そして、国中が動揺する中、ユリ王は苦渋の決断を迫られ、表向きには王子を死んだことにして葬儀を行い、裏では密かに彼を生かすために城外へと逃がしました。

「無恤(ムヒュル)」とは、「悔いなき者」「悲しみを持たぬ者」を意味する名として与えられたのです。

彼は自分が何者かを知らないまま、幼少期は一般民の中で育ち、やがてヘアプやマロ、カミュら仲間と出会い兄弟のような絆を結びながら成長。

その後、成長したムヒュルは、持ち前の好奇心と正義感から外の世界へと飛び出しますが、そこで運命の歯車が大きく動き出します。

彼は偶然にも、敵国である扶余の特殊部隊「黒影(フギョン)」に捕らえられたり、扶余の王族であるヨンと出会い恋に落ちたりしながら、徐々に自身の出生の秘密に近づいていくのです。

やがて、実の父であるユリ王との再会、兄であるヘミョン太子の死といった悲劇を経て、ムヒュルは自らの宿命を受け入れます。

「呪われた王子」から「高句麗の守護神」へと覚醒していく彼の姿は、まさに圧巻の一言!

物語後半にかけて、強大な扶余のテソ王との対立が激化し、ムヒュルは幾度となく命の危険に晒されます。

しかし、彼は持ち前の知略と仲間たちの助けを借りて、数々の苦難を乗り越えていきます。

視聴者は、ただひたすらに前へ進むムヒュルの姿に勇気をもらい、「どうか彼が幸せになれますように」と願わずにはいられなくなるはずです。

主要キャラクター紹介

『風の国』の重厚なストーリーを彩る、魅力的な主要キャラクターたちを紹介します。

それぞれの立場や想いが複雑に絡み合い、物語をよりドラマチックに盛り上げています

キャラクター名キャスト役柄・特徴
ムヒュル(大武神王)ソン・イルグク不吉な予言を背負った高句麗の王子。数々の試練を乗り越え、後に「大武神王」として語り継がれる存在となる。ヨンを一途に愛するが、王としての責務との間で揺れ動く。
ヨンチェ・ジョンウォン扶余の王族だが、心優しく医師として怪我人を治療する。敵国の王子であるムヒュルと運命的な恋に落ちる悲劇のヒロイン。
トジンパク・ゴニョン扶余の特殊部隊「黒影(フギョン)」の隊長で、王直属の精鋭将軍。ムヒュルとは幼馴染のような関係だったが、ヨンへの執着と立場の違いから宿敵となる。
ユリ王チョン・ジニョン高句麗第2代王でムヒュルの父。国を守るために我が子を捨てざるを得なかった苦悩の王。厳しさの中に深い愛情を秘めている。

まず主人公のムヒュルは、見ているこちらが辛くなるほど過酷な運命に翻弄されますが、そのたびに強く逞しくなっていく姿が本当にカッコいいんです。

ヒロインのヨンは、ただ守られるだけのか弱い女性ではなく、自分の意志で人を助け、愛を貫こうとする芯の強さを持っています。

そして忘れてはならないのが、ライバルのトジンです!

彼は悪役的な立ち位置ではありますが、ヨンへの愛があまりにも深く、それがゆえに狂ってしまった悲しい男でもあります。

私自身、トジンの報われない想いを見ていると、憎むに憎めない複雑な気持ちになりました。

また、父であるユリ王の苦悩も物語の重要な鍵となっており、親子の絆に涙する場面も多々あります。

これらのキャラクターたちが織りなす人間ドラマこそが、『風の国』の最大の魅力かもしれませんね♪

『風の国』最終回直前までのあらすじ

長きにわたる戦いの旅路もいよいよ大詰め、高句麗と扶余の最終決戦が始まろうとしていました。

ムヒュルは王としての資質を完全に開花させ、民と兵士たちの絶対的な信頼を得ていましたが、その表情には常に深い憂いがありました。

それは、愛するヨンが敵国・扶余の人質同然の身となっていること、そしてかつての友トジンとの対立が決定的になっていたからです。

扶余のテソ王は老いてなお強大な力を誇示し、高句麗を完全に叩き潰そうと軍を動かします!

一方、ムヒュルのもとには、マロをはじめとする忠実な仲間たちが集い、命を懸けて彼を守る覚悟を決めていました。

最終回直前、特に心を揺さぶられたのは、ムヒュルの右腕として共に歩んできた親友マロの運命です。

彼はムヒュルを逃がすために自ら囮となり、扶余軍に捕らえられてしまいます。

トジンからの拷問にも屈せず、最後までムヒュルへの忠誠を貫くマロの姿は、涙なしでは見られません…!

そしてムヒュルは、マロを救えなかった無念さを胸に、悲しみを怒りと力に変えて、テソ王を討つために進軍を開始するのです。

この「マロの死」という大きな犠牲が、ムヒュルを高句麗の王として、そして一人の戦士として、最後の覚醒へと導くことになります。

物語の転換点

最終回へ向かう物語の流れを決定づけたのは、いくつかの衝撃的な出来事でした。

▶ トジンの暴走

ヨンを手に入れたい一心で、彼は国を売るような行為にまで手を染め、ついにはテソ王さえも利用しようとします。

彼の愛は純粋すぎたがゆえに歪んでしまい、自分自身も周囲も破滅へと導いていくことになりました。

▶ ヨンの妊娠と出産の決意

ムヒュルの子を宿した彼女は、トジンの監視下にありながらも、密かにその命を守り抜こうとします。

「敵の子」として命を狙われる危険がある中で、母としての強さを見せるヨンの姿は、物語に悲壮感と希望の両方を与えました。

▶ 扶余内部の崩壊の始まり

絶対的な権力者であったテソ王の周りで、トジンの裏切りや家臣たちの疑心暗鬼が渦巻き始め、鉄壁と思われた扶余の結束に亀裂が生じます。

これが高句麗にとって、千載一遇の勝機となっていきます。

次々と変わる展開に、1秒たりとも目が離せませんね♪

感情線の変化

この終盤において、登場人物たちの感情は極限まで張り詰めていました。

ムヒュルは、王としての責任感と、愛する者を守りたいという個人的な感情の間で、常に引き裂かれるような思いを抱えていたのです。

そして、かつてのような無邪気な笑顔は消え、その瞳には王としての冷徹さと、深い孤独が宿るようになります。

一方でヨンは、ムヒュルへの変わらぬ愛を胸に秘めつつも、自分の存在が彼の弱点になってしまうことを恐れていました。

彼女の愛は「そばにいること」から「彼のために身を引くこと」へと、より高潔で悲しいものへと変化していきます。

そしてトジンは、手に入らない愛への絶望とムヒュルへの嫉妬心で、もはや後戻りできない修羅の道を突き進んでいました。

三人の感情の変化にも注目すると、より一層物語に入り込むことができますね✨

彼ら三人の感情線が複雑に絡み合い、もつれ合いながら、物語は誰も予想しなかった衝撃のラストへと雪崩れ込んでいくのです。

『風の国』最終回ネタバレあらすじ

ついに迎えた最終回、高句麗と扶余の運命をかけた最後の戦いが幕を開けます

ムヒュル率いる高句麗軍は、マロの死を無駄にしないため、そして長年の因縁を断ち切るために、怒涛の勢いで扶余城へと進撃しました。

それは単なる領土争いではなく、積年の恨みと悲しみをすべて清算するための戦いでした。

戦いの裏にはとても大きな思いが込められていたのです…!

最終回冒頭

戦場は、両軍の兵士たちの叫び声と剣戟の音で包まれていました。

ムヒュルは先頭に立ち、鬼神のごとき強さで敵兵をなぎ倒しながら、本陣である扶余城を目指します。

その姿は、まさに「大武神王(武を以て神と称せられた王)」の名にふさわしい圧倒的なカリスマ性を放っていました。

並々ならぬ決意で戦いに挑んでいるのが分かりますね…!

対する扶余軍も、テソ王の号令のもと必死の抵抗を試みますが、高句麗軍の士気の高さに押され、徐々に防衛線を突破されていきます。

城内では、トジンが最後の抵抗を画策していましたが、彼の中にもすでに「敗北」の予感が漂っていたのかもしれません。

ムヒュルの剣が閃くたびに、高句麗の勝利が近づいてくる、そんな高揚感と緊張感が入り混じったオープニングでした。

クライマックス

ついにムヒュルは、宿敵テソ王のいる本殿へと到達します。

長きにわたり高句麗を苦しめてきたテソ王との直接対決。

老いてもなお鋭い眼光を放つテソ王に対し、ムヒュルは一歩も引かず、互いの信念をぶつけ合います。

激しい剣戟の末、ムヒュルの刃がテソ王を捉え、ついにその命を絶ちました。

偉大なる敵の最期としてはあまりにあっけない、しかし歴史が動いた瞬間でした…!

一方、敗北を悟ったトジンは、ヨンと彼女が産んだムヒュルの息子・ホドンを連れて逃亡を図ります。

しかし、追い詰められた彼は、ヨンへの歪んだ愛に決着をつける時が来たことを悟ります。

「お前を殺して私も死ぬ」

そう言いかけたトジンでしたが、怯えるヨンの瞳を見て、彼は剣を下ろしました。

愛する女性を自分の手で殺すことなど、彼にはできなかったのです。

トジンはヨンとホドンを残し、自らの命を絶つことで、その悲しい生涯に幕を下ろしました。

彼の最期は、悪役ながらもあまりに哀れで、胸が締め付けられるシーンでした。

ラストシーン詳細

戦いが終わり、扶余は滅亡し、高句麗の勝利で幕を閉じました!

しかし、ムヒュルにはまだ最後にして最大の試練が待っていました

それは、ヨンとの別れです。

▶ 別れのシーン

ヨンは、ムヒュルとの再会を果たしたものの、自らが「滅ぼされた国の王族」であることを理由に、彼のそばに留まることを拒否します。

彼女は、自分たちの息子であるホドン王子だけをムヒュルに託しました。

「この子は高句麗の希望です」

涙ながらにそう告げると、ヨンはムヒュルに背を向け、一人静かに去っていきました。

ムヒュルは彼女を追いかけようとしますが、王としての立場、そして彼女の固い決意を前に、その背中を見送ることしかできませんでした。

愛し合っていたのにも関わらず、離れ離れになってしまいます…!

▶ 王の孤独

ラストシーン、ムヒュルは成長したホドンと共に、広大な領土を見渡す高台に立っています。

大国高句麗を築き上げた偉大なる王。

しかしその横顔は、愛する人を失った深い孤独に包まれていました。

風が吹き抜ける中、ムヒュルが遠くを見つめる瞳で物語は幕を閉じます。

『風の国』ラストの意味/考察/感想

『風の国』というタイトルが示す通り、ムヒュルの人生はまるで風のように激しく、そして掴みどころのない運命に翻弄されたものでした。

ラストシーンで彼が見せた表情は、王としてすべてを手に入れた者の満足感ではなく、何か大切なものを犠牲にした者の哀愁を感じました。

これは、「英雄とは孤独なものである」という普遍的なテーマを象徴しているように感じます。

愛か王としての栄光か、どちらか一方しか手に入らない運命だったのかもしれません…。

結末のテーマ解釈

ムヒュルは国を守り、領土を広げるという王としての使命を全うしました。

しかし、その代償として、最愛の女性ヨンと共に生きるというささやかな幸せを手放さなければならなかったのです。

「神王」と呼ばれるほどの力を得ても、人の心や愛までは意のままにできないのかもしれません。

この結末は、歴史に名を残す偉人たちの背後には、語られることのない多くの犠牲と涙があることを私たちに伝えています。

ムヒュルがホドンを受け取った時、それは「愛の結晶」であると同時に、「王の責務」を引き継ぐ次世代への希望でもありました。

彼の孤独は、ホドンという希望によってわずかに救われているのかもしれません✨

賛否両論ポイント

この結末については、視聴者の間でも意見が分かれるところです。

  • ハッピーエンドを期待していたので、二人が結ばれなかったのが辛すぎる
  • ヨンが身を引く理由が切なすぎて納得できない
  • 史実をベースにしている以上、仕方ないけれど悲しい
  • トジンの最期があっけなさすぎる

私自身も、正直なところ「二人で幸せに暮らしてほしかった」という思いが拭えません。

しかし、安易なハッピーエンドにしなかったからこそ、このドラマが単なるロマンス時代劇ではなく、重厚な歴史ドラマとして心に残る作品になったとも言えるでしょう。

だからこそ、物語に深みが出てくるという考え方ものあるのかもしれません…!

心に残った描写

個人的に最も心に残ったのは、やはりヨンが去っていくシーンです。

チェ・ジョンウォンの透明感あふれる演技が、ヨンの儚さと強さを際立たせていました。

決して振り返らず、ムヒュルの未来のために自ら姿を消す彼女の愛は、あまりにも美しく、そして残酷でした。

また、ソン・イルグクが見せた、愛する人を見送る時の「声にならない叫び」のような表情も圧巻でしたね。

セリフがなくても痛いほど伝わってくる悲しみに、画面の前で涙が止まりませんでした…!

『風の国』主要キャラのその後

ドラマはムヒュルが王として君臨するところで終わりますが、彼らのその後はどうなったのでしょうか。

歴史的な事実も踏まえつつ、彼らの未来に思いを馳せてみたいと思います。

ドラマが終わっても、キャラクター達の人生は終わりではありません!

恋愛/人生の行方

ムヒュルはその後も王として国を治め続けますが、ヨンへの想いが消えることはなかったでしょう。

彼が生涯愛した女性は、間違いなくヨンただ一人だったはずです。

王宮のどこにいても、ふとした瞬間に風の音を聞くたび、彼はヨンのことを思い出していたのではないでしょうか。

一方、姿を消したヨンがどこでどのように暮らしたのかは描かれていません。

おそらく、市井の医師として、ひっそりと人々を助けながら生きていったのではないでしょうか。

遠くからムヒュルとホドンの活躍を耳にすることが、彼女の唯一の生きがいだったのかもしれません✨

使命・夢の帰結

ムヒュルの「高句麗を強国にする」という夢は、確かに実現されました。

彼が広げた領土と基盤は、その後の高句麗の繁栄の礎となります。

そして、彼に託されたホドン王子もまた、悲劇的な運命を辿ることにはなりますが、父の背中を見て立派な武人へと成長していきます。

ムヒュルの夢は、息子へ、そしてその次の世代へと受け継がれていくのです♪

サブキャラの余韻

  • ヘアプとケユ: マロ亡き後も、ムヒュルを支える側近として活躍したはずです。特にヘアプは、ムヒュルの心の支えであり続けたでしょう。
  • ユリ王: 息子が立派な王になったことを、あの世で安堵して見守っているに違いありません。
  • セリュ姫: 姉として、母のいないホドンの親代わりとなり、ムヒュルを精神面で支えたことでしょう。

彼ら一人一人の献身があったからこそ、ムヒュルの覇業は成し遂げられたのです✨

誰かひとりでも欠けてしまったら、きっと達成できなかったことでしょう。

『風の国』視聴方法

2025年現在、『風の国』を視聴できる主な配信サービスをまとめました。

名作時代劇として根強い人気があるため、いくつかのサービスで取り扱いがあります

※配信情報は変動する可能性があります。最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください。

サービス名配信状況特徴
U-NEXT見放題全36話配信中。31日間の無料トライアルあり。字幕・吹替ともにあり。
Amazon Prime Videoレンタル/一部見放題チャンネル登録が必要な場合あり。都度課金で視聴可能。
TSUTAYA DISCASレンタルDVD宅配レンタル。配信されていない特典映像などが見られる可能性あり。

あの感動をもう一度味わえるチャンスです♪

配信情報

現在、最もおすすめなのはU-NEXTです。

全話見放題で配信されており、追加料金なしで一気に視聴することができます。

また、画質も高画質リマスター版などで提供されていることが多く、壮大な映像美を存分に楽しめます✨

Amazon Prime Videoや他のサービスでも視聴可能ですが、話数ごとの課金が必要だったり、配信期間が限られていたりする場合があるので注意が必要です。

字幕/吹替

個人的には、ソン・イルグクの重低音ボイスと迫真の演技をダイレクトに感じられる「字幕版」での視聴を強くおすすめします。

彼の発する言葉一つ一つに込められた魂の響きは、字幕版でこそ真に味わえるものです。

もちろん、ストーリーを追いやすく、家事をしながらでも楽しめる「吹替版」も用意されていることが多くあります。

ぜひライフスタイルに合わせて選んでみてください♪

視聴期限

古い作品であるため、配信サービスによっては予告なく配信が終了してしまうこともあります。

「いつか見よう」と思っているうちにラインナップから消えてしまっていた、なんてことにならないよう、気になっている方は早めの視聴がおすすめ。

また、どうしても手元に残しておきたいという方は、中古DVDなどを探してみるのも一つの手かもしれません。

お気に入りの作品は手元に残したくなっちゃいますよね!

『風の国』ファンの声

放送から長い年月が経ってもなお愛され続ける『風の国』。

SNSやレビューサイトでは、今も多くのファンが熱い感想を語り続けています

その一部を、私なりの視点で紹介します♪

好評

多くのファンが口を揃えて言うのは、「ソン・イルグクがとにかく最高」という言葉です。

「朱蒙も良かったけど、ムヒュルの孤独な演技がさらに深くて泣ける」

「戦闘シーンの迫力が今のドラマとは段違い。CGに頼りすぎない本物の迫力がある」

「音楽が素晴らしくて、サントラを今でも聴いている」

といった絶賛の声が多数見られます。

特に、逆境から這い上がっていくストーリーのカタルシスは、多くの人が、その姿に自分を重ねて勇気をもらったと語っています。

また、ムヒュルとマロの友情に涙したという感想も非常に多く見かけました✨

不満点

一方で、率直な不満点や辛辣な意見もちらほら見受けられます。

「ラストが悲しすぎて救いがない。もっと幸せな二人を見たかった」

「中盤、少し話が停滞して中だるみした気がする」

「ヒロインの出番が後半少なくなって残念」

といった声です。

確かに、ハッピーエンド至上主義の方には辛い結末かもしれませんし、全36話という長さゆえに中だるみを感じる部分もあるかもしれません。

しかし、それらの不満点を含めても「見てよかった」「心に残る名作」と評価する声が圧倒的に多いのが、この作品の凄いところです✨

『風の国』最終回まとめ

『風の国』は、ただの歴史ドラマではありません。

一人の男が、呪われた運命に抗い、愛と友情、そして別れを経験しながら「王」という孤独な頂へと登り詰めていく、魂の叙事詩です。

最終回のラスト、ムヒュルの背中が語っていたのは、何かを得るためには何かを失わなければならないという、人生の残酷さと美しさでした。

もしあなたが、日々の生活に疲れ、自分の運命を嘆きたくなった時、ぜひこの『風の国』を思い出してください♪

ムヒュルの姿は、どんな運命も自らの意志で変えられると静かに訴えかけてくる。

そして、彼が流した熱い涙は、あなたの心に吹く冷たい風を、そっと温もりの風に変えてくれるように感じられます。

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