韓ドラの名作

イ・サンは実話なの?元ネタとなったモデルや時代設定は?

イサン 実話
tomatogaeru
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韓国ドラマ『イサン』は実話なのか、元ネタやモデルとなった人物がいるのかどうか。

また、時代設定はいつなんだろう…?

そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、

ポイント
  1. 『イサン』は実話なのかどうか。
  2. 元ネタやモデル・時代設定はあるのか。

こういった疑問にお答えしていきます!

イサンは実話なの?

イサンは、李氏朝鮮王朝の第22代国王・正祖の史実を基に作られた創作ドラマです。

つまり、まるまる実話ではないってことね!

でも、かなり史実に忠実に描かれていて、実在した人物も多く登場していました。

ドラマ自体はフィクションではあるものの、壮大な朝鮮王朝史も学べます。

だからこそ、どの部分が実話と結びついているのか、いないのか、イサンについて奥深くのぞいていきましょう!

物語の始まりである米びつ事件は実話

イサンの物語の口火を切った衝撃的な米びつ事件は、おそろしくも実話でした。

朝鮮王朝史で実際にあった悲劇的なできごとです…。

米びつ事件とは、イサンの祖父である第21代国王のヨンジョが、実の息子のセジャを米びつに閉じ込め、餓死させた事件のこと。

史実でも、イサンの父親であるセジャは、この事件の犠牲者となり28歳で亡くなります。

イサンはこの時まだ10歳!

当時、セジャには、国王の息子という過度な期待やストレスが重くのしかかっていました。

セジャはしだいに次期国王にふわしくない、異常な行動を取るようになってきてしまうのね。

さらに、セジャの周りでは派閥も起き、派閥争いが日に日にエスカレートしていきます。

そのうちの一派はセジャに謀反の疑いをかけ、そのウワサは国王・ヨンジョの耳にも届いてしまいました。

そしてヨンジョは怒り狂い、セジャに仕えていた者たちを処刑し、セジャ自身も米びつに閉じ込めてしまいます。

宮中内のドロドロした派閥闘争に巻き込まれた結果が…。

イサンにとって尊敬する父・セジャの衝撃のこの事件は、イサンの後の人生にも深く影響を残しました。

史実との違いはどこ?

上記の米びつ事件は史実に沿って描かれていましたが、それ以外のイサンの子ども時代のできごとは、ほぼ史実とは違うものばかりです。

その中でも、イサンの子ども時代のエピソードに登場するソンヨンとテスとの出会い。

特に、イサンが生涯愛した女性とされる側室・ソンヨンに、イサンが子ども時代に出会った史実はありません。

子どもの頃のソンヨンとのつながりが、後々キュンときたんだけどな~。

また、同じく忠実な護衛武士であるテスとの小さい頃のエピソードも、史実には書かれていませんでした。

ドラマでの数々の運命的な出会いは史実にはないものの、もしかしたらと期待してしまうストーリーばかりです。

本当はあったのかもしれないし!

ですが、主に史実に残っているのは政治やそれらの歴史に基づいている内容がほとんど。

なので、イサンの暗殺計画などの重大な事件は、ドラマでも史実に沿って描かれています。

1777年の7月、8月に相次いで起こったイサンの暗殺計画。

たくらみや異変に気付き、イサン暗殺計画は未遂に終わりました。

イサンの国王時代を揺るがす事件として、忠実にもしっかりと描かれているわね。

また、ドラマにあった貞純王妃が起こしたとされるショッキングなクーデターは、史実にはないものです。

ドラマでは、時代背景が前後して描かれていたため、史実どおりではない点も多く見られました。

でも、ドラマのオリジナルな部分が、史実と見事にマッチしていて楽しい!

より史実をわかりやすく伝えるために、あえて史実とは違う点を盛り込んだ作品なのかもしれませんね。

イサンの元ネタやモデル・時代設定も調べてみた!

2007年に放映が開始されたイサンの元ネタになる作品は特にありません。

イサン・正祖の史実を基にした時代劇は人気が高く、イサンが放映される以前にも数多くの作品がドラマや映画で鑑賞されてきました。

イサン放映後に、イサンを元ネタにしたような作品が登場し、イサンとの違いもよく比較されているね。

また、イサンのモデルは、歴史上に名が残っている正祖その人です!

さらに、イサン以外の登場人物も、実在した人物をモデルにしていました。

それでは、イサンの元ネタやモデルである正祖を、当時の時代設定とともに見ていきます。

イサンの元ネタはない

イサンの元ネタとされるドラマや映画はありません

しかし、元ネタはないものの、イサンだけなく父親のセジャ、第21代国王の英祖、護衛のテスに焦点を当てた作品は、イサン放映前後にも盛んに映像化されてきました。

それらのイサンが登場する話の内容が、宮廷ロマンス中心なのか、政治メインなのかによって、視点の違うドラマとしてどのイサンも楽しめます。

ドラマ・イサンは、韓国の放送局開局46周年の特別企画として作成されました。

このドラマの元ネタはなかったとされているものの、同監督の人気作品の出演者や背景が重なっていたことも話題になりました。

また、イサンの人生が詳細に描かれたこのドラマを見ることで、その後のイサンをネタとしたドラマや映画が、より世界観を深く堪能できるのだとか。

このドラマ・イサンを元ネタとして知識を満タンにし、他の作品に登場するイサンを別の角度から知る、なんてことも視聴方法の1つとしてかなり楽しめるのではないでしょうか。

モデルは正祖本人で時代設定は李氏朝鮮王朝時代!

イサンのモデルは1752年に生まれた実在の人物です。

そして、1776年に25歳で李氏朝鮮の国王に即位し、1800年に49歳で死亡するまで王政を握っていました。

イサンが活躍した時代は、李氏朝鮮王朝時代と呼ばれ500年続く朝鮮最後の統一王朝です。

ちなみにこの李氏朝鮮王朝時代は、日本では室町時代から江戸時代まで。

日本の歴史と照らし合わせると、李氏朝鮮王朝時代がとてつもなく長い時代だったことがわかりますね。

その中でイサンが活躍した頃は、日本の江戸時代中後期に当たり、江戸幕府を立て直そうと意気込んだ寛政の改革(1787年~1793年)の時代。

そして、イサンが実在した人物をモデルにしたように、イサンを支え続けたホン・グギョン(洪国栄)やイサンの護衛のテスも実在した人物をモデルにしていました。

テスの活躍がたらなくカッコいいのよね~!

また、イサンが生涯愛した側室のソンヨンも実在の人物。

さらに、英祖や、英祖の正室・貞純王妃など、王朝家の面々は、ほぼ史実の人物をモデルにしていました。

まとめ

この記事では、韓国ドラマ『イサン』が実話なのかどうか、元ネタやモデル・時代設定などもお伝えしてきました。

まとめ
  1. 『イサン』は実話を基にしたフィクションだった!
  2. 元ネタはありませんでした。
  3. イサンのモデルは史実の正祖本人!
  4. 時代設定は李氏王朝時代。

ということでした。

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